歯周病
歯周病と全身の関わりについて
近年、歯周病と心疾患との関係が指摘されはじめました。体内に侵入した歯周病原菌が心臓の冠動脈の動脈硬化病変から分離されたと報告されています。歯周病は動脈硬化や心疾患のリスクファクターとなる懸念が指摘されています。また糖尿病と歯周病は相互に悪影響を与え病状を進行させることが知られています。タバコは歯周病を悪化させ治療の効果を低下させることが分かっています。歯周病はお口だけの問題ではなく全身の健康とも深く関わっていることが解明されつつあります。
歯周病(歯槽膿漏)は、歯を支えている骨や歯ぐきの病気です。歯と歯ぐきの境目に細菌が付着することで、歯ぐきに炎症が起こり、進行すると歯茎や骨が失われ、歯を支えられなくなって歯を失ってしまいます。一度歯周病になると再発しやすく、生活習慣病のひとつともいわれています。

歯周病治療の流れ
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検査
歯周組織検査(歯垢・歯石付着状態、歯周ポケット、歯ぐきからの出血など)
レントゲン検査(歯ぐきの下の骨の状態) -
治療計画の説明
総合的に診断し、歯周病の状態と治療計画について説明します。
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歯周初期治療1
担当衛生士による歯の表面に付着している歯石の除去を行います。
ブラッシング方法や清掃補助用具(歯間ブラシ・デンタルフロスなど)の使い方を説明します。 -
歯周組織検査(2回目)
歯周病がどれくらい治ったか確認します。
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歯周初期治療2
歯ぐきの奥にある歯石の除去を行います。
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歯周組織検査(3回目)
歯周ポケットが改善された患者さまはここで治療終了となります。
歯周ポケットが4ミリ以上ある患者さまは、歯周外科治療(再生療法)を行う場合があります。

歯周治療には患者さまの積極的な「治療」と「再発予防」への参加が不可欠であり、
治療終了後もホームケアとクリニックでの定期的なメインテナンスをお勧めいたします。
患者さまと歯科医師・歯科衛生士との二人三脚で行います。